あなたとは

きっと

出逢ったのではなく

再会したんだと

なんとなく

そう思ってしまった

何の根拠も

何の理由も

ないんだけれど

でも

そう思ってしまったのだから

仕方がないよね…

…

逢いたかった

ずっと、ずっと逢いたかった

探してた

ずっと、ずっと前から

どうしていないの？

どこにいるの？

何で見つけてくれないの？

何で目の前に来てくれないの？

そう叫んでも

願っても

絶対に

来てくれなかった

もう

無理

って

本気で諦めて

そして

諦めたことすら

忘れてしまうくらいになって

あなたは

突然

フッと

目の前に

現れて…

…

嬉しかった

本当に嬉しかった

逢いたかったから

ずっと、ずっと探していたんだから

でも

でもね

すっごく

すっごく

責めたくなった

なんで？どうして？って

ずっと、ずっと探していたんだよ

ずっと、ずっと

誰にも言えず

誰にも分ってもらえず

ずっと、ずっと

ひとりで

探していたんだよ

って

叫んで、わめいて

あなたを叩きたくなった

すっごくすっごく

逢いたかったのに…

…

あなたは

そんな私の想いなんて

知らないまま

どうしようもないくらい

愛おしい笑顔で

私を見つめてくるから

責めたい気持ちも

なんだか

力が抜けちゃって

悔しいけどねｗ

…

でも、いつか言うんだ

どれだけ辛かったか

どれだけ切なかったか

どれだけ寂しかったか

どだれけ孤独だったか

絶対

全部

伝えるんだ

きっと

あなたは

そっかそっかって

他人事のように

でも

全てを見通して

包んでくれるような微笑みで

聞いてくれる

それも知ってる

やっぱり

なんか

悔しいなｗ

でも

それでもいい

それがいい

そんなのがいい

だって

…

だって

…

ずっと

ずっと、ずっと探していたんだもん

…

…

…

世界が終わる前に

めぐり合えて

良かった

愛してる

神謝